アロマテラピーの魅力 ★初級編

こんにちは、アロマセラピストのRicheです。
いい匂い、だけでは終わらないアロマテラピーの魅力を少しでも知っていただければと思い、書きました。

<目次>

【1】「アロマテラピー」の力とメカニズム
アロマテラピーとは
アロマテラピーの目的
◆においと脳の関係
◆香りの全身への伝達ルート

【2】アロマテラピー利用法
◆芳香浴法
◆沐浴法
◆吸入法
◆湿布法
◆トリートメント法

【3】アロマテラピーの楽しみ方
◆リフレッシュしたい時
◆集中力を高めたい時
◆風邪気味の時・花粉症の時
◆ハウスキーピング

 

【1】「アロマテラピー」の力とメカニズム

アロマテラピーとは

植物の香りとして精油エッセンシャルオイル)を用いてホリスティック(全体的)な観点から行う、※1自然療法
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アロマテラピーの目的

①リラクゼーションやリフレッシュに役立てる
②美と健康を増進する
③身体や精神の※2恒常性の維持と促進を図る
④身体や精神の不調を改善し、正常な健康を取り戻す

*1

◆においと脳の関係

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アロマテラピーでは、精油成分が嗅覚を通じ、
大脳辺縁系から視床下部に伝えられ、最終的に心理的効果が得られる。
大脳辺縁系に直結しているのは、「嗅覚」だけ。
理性だけでは、脳を癒すことは不可能。

 

◆香りの全身への伝達ルート

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精油が心身に働きかける4つのルート>
①感覚器(嗅覚)→脳へ
②呼吸器→全身へ
③皮膚→全身へ
④消化器→全身へ(内服)
※独自の判断では危険。専門家に相談

 

◆嗅覚から脳への伝達ルート

香りの分子(精油)→嗅上皮→嗅神経→嗅球→嗅索→脳(大脳辺縁系)へ

◆皮膚から全身への伝達ルート

精油成分→表皮→真皮(血管・リンパ管)→全身へ
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【2】アロマテラピー利用法

◆芳香浴法◆

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精油を拡散し、香りを楽しむことにより、心と身体のバランスを整える方法です。

ティッシュペーパーに1~2滴垂らしてデスクなどに置く
②キャンドル式芳香器や電気式芳香器 など、専用器具を用いる

◆沐浴法◆

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入浴の際に精油を用いることで、精油の効果に
入浴がもたらす効果が加わり、相乗効果が期待できます。

浴槽に適温の湯(約200リットル)をはり、5滴以下の精油を落とし、
よくかき混ぜ拡散させてから、10分~15分肩までつかります。肌の敏感な方やお子さまが利用する場合は、5滴以下の精油
10ミリリットル程度のキャリアオイル(植物油)などで希釈してから使用します。

◆吸入法◆

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精油成分を積極的に吸入し、呼吸器系の不調を緩和する方法です。

洗面器やマグカップなどに熱湯を入れ、
3滴以下の精油を落とし、立ち上がる香りの湯気を吸入します。

◆湿布法◆

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精油を入れた水またはお湯に布を浸してしぼり、
身体の一部分を覆い、冷やしたり温めたりする方法です。

洗面器に水または適温の湯をはり、3滴以下の精油を落とし、
タオルに含ませた上で軽くしぼり、湿布する部位に当てます。

◆トリートメント法◆

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精油を植物性のオイル(キャリアオイル)で希釈した
トリートメントオイルを、肌にやさしく塗布する方法です。

①植物性のオイルをベースに、精油を1%以下の濃度に
なるように混ぜたトリートメントオイルを、肌にやさしく塗布します。
②なお、顔などの敏感な部分に使用する場合は
さらに低濃度での使用をおすすめします。

【3】アロマテラピーの楽しみ方

◆リフレッシュしたい時◆

香りのスチームで目覚めすっきり
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おすすめの精油
ペパーミント、ローズマリー

オフィスのデスクでも簡単リフレッシュ
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おすすめの精油
グレープフルーツ、オレンジ・スイート

香りを味方にもうひと頑張り
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おすすめの精油
ベルガモット、ティートリー

◆集中力を高めたい時◆

会議や試験の前もティッシュで手軽に
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おすすめの精油
ローズマリー、レモン

オリジナルアロマスプレーで集中力アップ
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おすすめの精油
ベルガモット、ペパーミント

◆風邪気味の時・花粉症の時

マグカップを使って蒸気吸入
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おすすめの精油
ユーカリ、ラベンダー

アロマバスでゆったり身体の中から温まる
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おすすめの精油
ジュニパーベリー、ローズマリー

◆ハウスキーピング

洗濯に
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おすすめの精油
ラベンダー、ペパーミント

掃除機に
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おすすめの精油
ユーカリ、ティートリー

空気清浄機に
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おすすめの精油
オレンジ、レモン

以上です。日常にアロマを取り入れてみませんか?
ぜひとも、皆さんのアロマ利用法、好きな精油などお聞かせください。

*1:※1自然療法・・・・人間本来が持っている自然治癒力を高めることにより、病気を未然に防ぐ、治癒を促す、体質を改善するなど健康の維持、増進を図ること。
※2恒常性・・・・・・体内の変化や環境の変化にかかわらず、体内環境を一定の範囲で維持する仕組み

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